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福岡/博多・長崎/大村のボルダリング・クライミングジム モノクライミングスタジオ[Mono Climbing Studio]

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【MAD ROCK】クライミングシューズ試着会実施中!シューズレビュー

2024.10.20

お知らせ

先週15日(火)からSTARTしているクライミングシューズ試着会

MAD ROCKも届きましたので、この3日間は3メーカー、16種類のクライミングシューズをお試しいただけます!

早速試し履きしてみたので、レビューしてみたいと思います。

今回MAD ROCKのみとなりますので、TENAYAとSCARPAについては前回の記事をご確認ください!

 

■デモシューズレビュー者

大村店店長 仲里

足のサイズ25.5cm/ギリシャ型(人差し指が一番長いタイプの足型)

■現在の愛用シューズ

SCARPA:インスティンクトVSR EU40.5/ヴェローチェWMN EU40.5

La Sportiva:ミウラー EU38,38.5/ソリューション(初代) EU39/ソリューションリブート EU39

EVOLV:アグロ US9

旧FIVE TEN:ドラゴン US9

SoiLL:フリーレンジプロ US8

 

【MAD ROCK】

先ずは軽くブランド紹介。

MAD ROCKはアメリカ、カリフォルニア発祥のブランドで、2002年発足と比較的新しいブランドです。

革新的な技術を投入して手頃な価格のロッククライミングシューズをデザインし提供することを目的としており、他のメーカーにはない独創的なアイディアが詰め込まれている印象です。

「ちょんまげヒール」として親しまれている、エッジの立ったヒールカップの形状と、オリジナルソールで実現される驚異的なフリクションが特徴で、この物価高の時代でも低価格を維持しており、コストパフォーマンスの面でも最近注目度が高まっています!

 

①Rover(ローバー)

使用サイズ:US8

エッジング ★★☆

スメアリング ★★★

掻き込み ★★★★

トゥフック ★★★☆

ヒールフック ★★★

総合 64点

低価格で快適性と性能バランスを両立させた一足。

大体エントリーモデルはフック系は重視されていないことが多いですが、ローバーについてはトゥフック性能が存外高い点と、掻き込みの良さが他メーカーのエントリーモデルとは一線を画すように感じました。

私には足型が合わず最初は違和感がすごかったですが、慣れてくると足に馴染んで快適な使用感でした。幅広な造りになってます!

 

②レモラ HV/レモラ LV

使用サイズ:レモラ HV US8

エッジング ★★★★

スメアリング ★★★★☆

掻き込み ★★★☆

トゥフック ★★☆

ヒールフック ★★☆

総合 70点

ミニマムな性能に抑えてスピードクライミングやスラブに特化したスリップオンタイプのシューズ。

重厚な造りのシューズが多いMAD ROCKの中では軽量で、スリップオンタイプならではのストレスフリーな履き心地が特徴です。

柔らかさの割にエッジング性能が高く、また、かなり履きつぶされたデモシューズでも高い掻き込み性能が感じられたので、MAD ROCKのつま先周りの構造は流石だなと思わされました。

その反面フック系は苦手な印象ですが、ダメージの少ないシューズであれば感じ方が変わりそうです。

 

レッドラインストラップ

使用サイズ:US8

エッジング ★★★

スメアリング ★★★★★

掻き込み ★★★☆

トゥフック ★★★★☆

ヒールフック ★★★★☆

総合 82点

MAD ROCKのロングセラーモデルで、個人的にも気になっていた1足。

非常にソフトな造りで、自由度の高い履き心地がとても好みです。レモラより柔らかい印象で、その分エッジングがやや苦手。

「ちょんまげヒール」がどんなものかと思っていましたが、「ちょんまげ」部分をベストヒットさせると予想以上の効きは流石です。ヒールカップの構造が、今回のデモシューズの中で一番合いました。

サイズ感については、デモシューズが大分履きつぶされているので慎重に考えたいところ。新品はそれなりに硬さがあるので注意です!

価格と性能のバランスがよく、迷ったらこれでOKなオールラウンダーです!

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【MAD ROCK】レッドライン ストラップ

 

ドローン 2.0 HV/ドローン 2.0 LV

使用サイズ:ドローン 2.0 LV US8

エッジング ★★★★

スメアリング ★★★★☆

掻き込み ★★★★☆

トゥフック ★★★★

ヒールフック ★★★★☆

総合 86点

 

HVモデルではヒールカップの余りが大きかったのでLVを使用。履き心地については最近のシューズに多い、土踏まず周りの締め付けがなく、寸胴な印象を受けました。

また、硬い印象を受けましたが、意外とスメア性能が高く、逆にエッジング性能は硬さの割にまぁまぁと不思議な感覚。今時珍しくストレートソールで剛性が高く、掻き込みは今回のラインナップでは一番高い性能を感じました。

剛性が高いゆえにトゥフックがややしづらいですが、そこは甲を広く覆うトゥラバーがカバー。

気付けば中々高得点で、ダークホースな逸材でしたが、クセも強いので好みははっきり分かれそうなシューズです。

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【MAD ROCK】ドローン 2.0 HV

 

ドローンCS HV/ドローンCS LV

使用サイズ:ドローンCS HV US8

エッジング ★★★☆

スメアリング ★★★★☆

掻き込み ★★★★

トゥフック ★★★★

ヒールフック ★★★★☆

総合 82点

ドローンCSシリーズにはソールだけでなく、内部のミッドソール(シャンク)にも足裏に沿った立体形状が採用されており、足先を包み込むようなフィット感が特徴的。

MAD ROCKシューズ全体にいえることですが、ソールの硬さの割にスメアリング性能が高く、フリクションの高さが感じられます。

シューズ自体の性能が高く、ドローンCSに頼り切った登りにならないよう、あえて性能を抑えたシューズをトレーニングシューズとして2足持ちでの運用もオススメです。

 

シャークⅢ

使用サイズ:US8

エッジング ★★★★

スメアリング ★★★★★

掻き込み ★★★☆

トゥフック ★★★★

ヒールフック ★★★★☆

総合 84点

ドローンCSシリーズが足先への密着度を高めることでフィット感を高めていますが、シャークⅢは快適な履き心地を実現しつつ、性能を高めたシューズ。履き心地は今回のデモシューズで一番です。

エッジングとスメアリングのバランスが極めて高く、完成度の高さを感じさせられました。

トゥボックスが広めに設計されており、トゥラバー裏のマジックテープで締め付け具合を調整できます。

剛性的にどうかなと思っていましたが、案外悪くない。最適の締め付け具合が定まれば頻繁に調整することもないと思うので安心かな。

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【MAD ROCK】シャークⅢ

 

 

以上、今回のシューズレビューです。

MAD ROCKシューズはこれまで使用したことがありませんでしたが、特徴的なヒールがはまる課題があるはずと思い、一足は持ってた方がいいかなと今回の試着会を楽しみにしていました。

シャークⅢが第一候補でしたが、ドローン2.0 LVが案外良い。オールラウンドに活躍しそうなのはシャークⅢですが、クセのあるドローン 2.0 LVがシチュエーション的には活躍しそう。

うーん、悩みます。MAD ROCKユーザーなら迷わず2足持ちをオススメ!

今回も長文、お読みいただいてありがとうございました!

 


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